スターウォーズの面白さを倍にする方法

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TVアニメシリーズ「クローン・ウォーズ」は神

さて、12月20日(金)からいよいよスターウォーズ最新作

「スカイウォーカーの夜明け」

が始まりますが、それまでに見ておきたい作品を紹介します。

皆さんは「クローン・ウォーズ」というスピンオフのアニメ映画とTVアニメシリーズがあるのをご存知でしょうか。映画はこれまでエピソード1~8まで放映されていますが、その8本の映画の何倍もの世界観が表現されている神のようなTVアニメシリーズが存在するのです。

スターウォーズを語る上でスカイウォーカー家は外せないわけで、その中でもアナキン、後のダースベーダーがどういう経緯で誕生したのか?十分理解できている人は少ないのではないでしょうか。

アナキンの物語は、エピソード1「ファントムメナス」に始まり、ダースベイダー誕生のエピソード3「シスの復讐」で絶頂を迎えます。

映画だけ見ている人にとって、アナキンがエピソード3の後半であっという間に暗黒面に落ちてしまうのに理解が追いつかない方も多いでしょう。

しかし、クローン・ウォーズを見れば納得できるでしょう。
しかもアナキンだけでなく、ヨーダをはじめとする他のジェダイの騎士や映画に脇役で出てくるボバ・フェット等が主役級になるエピソードも盛りだくさんで、スター・ウォーズの世界観が何倍にも膨れ上がります。

こういっても信じられないかもしれませんが、実はアナキンにはアソーカ・タノという愛弟子がいるのです。

どんな弟子なのか、アナキンとどういうタッグを組むのか気になりますよね。

クローン・ウォーズはテレビアニメシリーズで、1話20数分✕121という壮大な時間を使って余すとこなくスター・ウォーズの世界観を創っています。そもそも僅か2時間程度の映画でダースベーダーやその周りの人たちの複雑な状況や心の葛藤を観る人に伝えるのに無理がありますよね。

クローン・ウォーズの見どころ

    ・アナキンの心境や境遇
    ・アナキンの弟子アソーカ・タノの活躍
    ・映画ではスポットが当たらないジェダイ騎士の素性
    ヨーダの強さと弱さ(即ちジェダイの強さと弱さ)
    ・ダースモールの生い立ち
    ・ドゥークー伯爵の力
    ・グリーヴァス将軍の狡猾さ
    ダースシディアス(パルパティーン)のアクロバティックなライトセーバー使い
    ・クローン軍の忠誠心
    ・ジェダイでもシスでもない第三勢力の賞金稼ぎや宇宙海賊の生き様
    ・バトルドロイドのバカっぽい会話

なが〜いTVアニメシリーズなので見どころが沢山あって書ききれませんが、ちょっとでも気になる方がいらっしゃいましたら導入用に2時間の長編アニメ版もあるので是非ご覧ください。

その長編アニメはある一つのミッションを背負い皆さんに馴染みのあるキャラの新たな一面もあり、TVアニメシリーズとも関連のある興味深い作品に仕上っています。

スター・ウォーズの世界観では、ジェダイが「善」でシスが「悪」というのが普通の感覚にも思えますが、このクローン・ウォーズを観るとジェダイが善?ジェダイが正しのかと言われると疑問を感じずにはいられません。

特に、アナキンとジェダイとの関係に焦点を当てると、ジェダイのイケてないところが至るところに少しずつ顔を出しています。