合わない上司との決別
物理的に離れる
普通は上司に合わせて自ら歩み寄ると思うのですが、負荷が大きすぎると感じます。
はじめの頃はそうやって合わせるのでしょうが、期間が長くなる、歩み寄れず溝が深まることになれば負荷だけ大きくなっていくでしょう。
その場合は諦めて、物理的に離れられるよう手を打つのが得策
物理的に離れる方法の一つには異動を待つことですが、受け身だといつになるか分かりません。
自分の異動を促す為の積極的な言動を考えたほうが良いでしょう。
比較的簡単な方法は上司に嫌われること
職場のストレス
一緒に働く目上の人に対して違和感を覚えたり、相手の態度の気持ち悪さやイライラなど不快感を味わったことはありませんか。
働き始めて間もない方や社会人成り立ての方は、職場の上司や同僚になにかおかしいと薄々感じていらっしゃる方も多いと思います。
無理もありません。
一緒に働く人は自分では選べないから
ローランド様風に言えば、人間関係は以下のように2つに区切ることができます。
- 自ら望んだ関係か
- そうでない関係か
一緒に働く人を選べない
一般的には、誰かを好きになって楽しく積極的に友好関係を築く場合(自ら望んだ関係)と、親や親戚、仕事関係など自分のコントロールのつかない、不可避な人間関係(自ら望んでいない関係)があるわけです。
組織の長はある程度の人事権を持っていて部下を選べるかもしれませんが、部下は上司を選べません。
自ら尊敬する人と仕事できる方も中にはいますが、稀なケースであり、自らの意思に反した人間関係を強いられている人が多いのではないでしょうか。
とくに上司との関係が深刻で、鬱になり仕事を続けることが難しくなってしまうケースも多いのでは。
不快と感じる上司に対してどうしたら良いか
- 嫌われる
- 徹底抗戦
- 全力で逃げる
- 直属の上司の更に上の人に訴える
- 同僚の味方をつくる
1.嫌われる
早期の異動で物理的に離れる。
2.徹底抗戦
上記同様早期の異動を実現
3.全力で逃げる
ほぼ上記同様 仕事しない(上司の機嫌を取らない) 接点を減らす。
4.直属の上司の更に上の人に訴える
改善してほしいところが明確な場合、上司の不正行為が明らかな場合は内部通報制度などを利用し上司が改善するよう組織に働きかける。
5.同僚の味方をつくる
上司に対して同じ境遇の同僚と協力し抗議することを通して現状の打破や問題解決を図る。
一番オススメで最強なのは1番の上司に嫌われて異動させてもらうこと
上司だって不出来で自分の足を引っ張る部下は持ちたくありませんし、組織のパフォーマンスが下がるため排除することが合理的です。
そこそこ上の立場の人はある程度の人事権を持ってたりすることもあります。
どうあがいても生理的に無理だったらこの手を考えてみよう。
異動のデメリット
大きい組織ではどこも似たりよったり
どの部門の上司も大差はないという可能性も十分有
異動できたとしても、異動先の上司が以前の上司と大差なく実態は殆ど変わらないこともよくある話。
そうだとしても全く同じ状況ではないはず。
うまくいけば少しでも良いことがあるかもしれません。
悪ければ同じことをするだけ
何れにせよ同じ職場の仲間や新しい部門と関係のある人間関係で新しい出会いがあるはずです。
職場人生の長さを考える
上司は遅かれ早かれ定年で組織からいなくなる方々ですからそこまで気にする必要は無いでしょう。
それよりも、今後仕事をしていく上で、
横のつながり、あるいは斜め上(少し年上の人)や後輩の方が重要
長い期間同じ組織に属する場合、後々経験がものを言う場面が増えてきます。
上に行くほど視野が広く、関連する部門も増えてきます。
いろんな部門を渡り歩くことで組織のいろんな側面を知ることができ、人脈も幅広く築くことができるのはまさに自分の財産ですね。
上下関係より横の関係を強化
上司とは全く合わない場合、見方を変えて近い年代の横の関係や後輩との関係に注力するほうが自他共に有益となる場合もある。
私の経験談
ちなみに、私の異動歴は1回のみで、最初の部門には8年在籍
最初の部門の初めの3年はまだマシな方でした(今思い返すとそこそこブラック)。
良い上司と頼れる先輩を同時に失い、以降はきつくて辛い日々をひたすら耐え忍ぶのみ。
辛い中どうにか報われようと頑張ったのが3年、その後の2年は開き直ってサボる逃げるの日々で、上司に愛想を尽かされようやく環境を大きく変えることができました。
それが9年目の出来事です。移動先の上司との相性は良く、同僚の関係もまずまずでようやく自分の働きやすい環境ができたかと喜ぶも、3ヶ月で上司が変わり、ほぼ以前と同じの状態に逆戻り。
稼ぐ方法はいくらでもある
「稼ぐ方法はいくらでもある」というのはホリエモンの言葉ですが
ひたすらに耐えて大きな組織に居れば安定的な収入が得られるかもしれません。
やりがい、楽しさ、精神の安定はどうでしょう?
今は誰でも手軽に経験談やノウハウを文字に起こすことで財産構築が可能な世の中になっています。
自分一人で稼ぐ仕組みを構築できたら、仕事も一緒に働く人も選べるようになるでしょう。