人材育成 人財 育成法

働き方 経験

今の世の中後継者不足とよく言われます

後任を育てるのはいろいろと困難がつきまとうことを実感します

今回は自分の後継者を育成した方法をtweetした以下の内容を深掘りしたいと思います

※後継者としてますが、部下や新人、バイト生に対しても同じと考えてます

まずは

愛情をフルに注ぐ

愛といっても恋愛感情とかではありません(笑)

ここでいう”愛情”とは、自分の利益を追求せず、 寛容で、親切、丁寧に、相手の立場で考え、相手の幸せを重視する。

ほかの項目はこの具現化でありコレがほぼ全てといっても過言ではないかもしれません

人は皆感情があり、自分のことを認めてもらえるよう一生懸命に頑張っています

優秀で教えを受けず自ら学び仕事をこなすスーパーマンもいるでしょう

そのようなスーパーマンはいずれ職場からいなくなるか、すぐに自分を飛び越えて先を行くので気にしなくて良いでしょう(笑)

次に

期待しすぎない

端的に言うとプレッシャーを与えないという意味です

最近”パワハラ”というフレーズを良く耳にしますが、例えば「できなかったらただでは済まされないぞできなかったらただでは済まされないぞ」なんて考えるのはもってほか、この仕事ができれば良い方だとプラスに考えました

プレッシャーを感じず本人の良さをのびのびと出せる環境を作ってあげることを優先したいです

トラブル発生時に守る

仕事にトラブルはつきものです

中には本人の怠慢でトラブルになることもあるでしょう

勉強のためにもリカバリーや事後処理は本人にさせるのは良いと思いますが、本人の過ちを攻めずに自ら盾となって先方に謝り解決策をリード

自ら反省し学び次に活かせるよう促すことが理想ですね

相手のレベルに合わせる

相手が何を知っていて何を知らないのか、何を知りたいのか

相手のニーズを掴むために相手の立場になって物事を捉える

相手の話が理解できず、「私に分かるように話してくれ」なんて言いそうになりますが、相手だって何をして良いのか分からず相談をしてきていることがあるはずです

そんな時冷たく突き放すのではなく、丁寧に最初から順を追って一緒に考えてあげることをしました

怒らない

ミスをしたときも裏切られたと思ったときも決して怒らない

いつでもどんなときでも冷静に理知的に言動する

人は感情があるものですから怒りを感じないはずはありません

怒りを感じ顔や態度に出てしまったときでも言葉は慎重に選びます

昔祖父に「言葉はお金の様に使いなさい」と教えられました

高い買い物をするときは慎重にいろいろと調べて実行するもので、言葉に力を吹き込むときは同じくらい慎重に考えて発言すべきと思います

「ふざけんなよ」なんて言った瞬間コレまでの努力が水の泡になるくらい相手の心に深い傷を追わせることになるかもしれません

否定しない

先ほどの”怒らない”と同様な内容ですが、異なるのはどんなときでもプラス思考でという意味合いがあります

相手が取った言動に対し「だめ」、「でも」といきなり否定することより、「こういうのはどうかな」、「こういうことも考えられるよ」など他の選択肢を提示したり、より良い提案をする言い方が相手に受け入れられやすいと感じました

相手なりに考えいいと思ったことをまずは受け入れることで信頼関係が強くなると思います

完璧を求めない

前出の”期待しすぎない”と似ていますが

”期待しすぎない”というのは到達点を高く設定しないということであり

”完璧を求めない”というのは到達点に至らずともその時々で合格を出してあげること

であります

完璧とは個々人の感性によるところもありますし、最初から完璧にできる人はいないと思っています

少々の失敗を経験させる

マネージャーとして配下の仕事でミスが起こるのを阻止することは当たり前ですが、軽度であれば事前に指摘するより、事後的に自ら体験し学ばせるほうが効果的なこともあります

例えば、案内メールの情報が不足して先方から問い合わせが来るなど

ミスとは言えないかもしれませんが

試運転、テストでは大きな失敗をさせても問題ありませんが、仕事上での少々のミスに口出ししていては自分も大変ですし、相手にとっても重要なポイントを抑えられず大きなミスを犯す可能性が高まります

簡単なことから覚えてもらう

大きいなことを成し遂げるには、どんな人でも小さいことを積み重ねていくことが重要だと考えてます

いきなり高い目標を与えても萎えてしまう場合もあるため、手の届く簡単なことから少しづつステップアップしてもらう

”期待しすぎない”とも似ていますが、段階を細かく分けて相手の進捗を管理するということでしょうか

まずは自ら理解し実践する

嫌なこと、新しいことはまずは自分から率先して行い道を示す

山本五十六の有名な言葉があります

    「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」

私自身、「上の人がやらない、できないことをなぜ自分がやらない、できないといけないのか」と思ったことが幾度となくあります

同じことでも何度も教える

新人にはよく「教えるのは一回だけだ、メモを取れ」なんて言うかもしれませんが私はそうは思いません

人間は忘れる生き物です

忘れないと新しいことが覚えられません

本人に興味関心がなければなおさらのこと

なので、何度も言い聞かせます

幾度となく聞かれても時間を惜しまず丁寧に

ほめる

なかなかできない、意外と難しい

「よくできたね」、「すごいね」なんて言葉を発するのは簡単か

いや、それさえ恥ずかしくて言えない方もいらっしゃるかもしれません

言葉に気持ちがこもっていないと意味が半減、内容も具体的にどこが良かったのかフィードバックを共に伝えるのはめんどくさいことです

よくよく見てみると、自分には思いつかない相手の新しい発想があるかもしれません

相手なりに時間をかけて頑張った部分があるでしょう

例え自分の理想に到達していなくても、そういった点を拾い相手を認め労う言葉が次の仕事の糧になると思います