面接で難しい質問をされたときの対応方法
面接で難しい質問をされたときの対応方法
採用面接で多い質問は「志望動機は?」、「何ができるのか?」、「何をやりたいのか?」などですが、答えにくい難しい質問は問題提起型が多い
例えば、
-
「小学生の子供が高価なおもちゃを欲しがったらあなたはどうしますか?」
「大学の教授に卒業させられないと言われたらどうしますか?」
という感じで、急に非現実的な問題を突きつけられたら動揺しますよね。
こういう時は焦らず、的確に以下の対応を行うことで、問題解決能力やコミュニケーション能力をアピールすることが可能です。
面接官との対話により結論を導き出す
コミュニケーション能力が高いと評価される。
上手く結論を導き出せたら問題解決能力があると見られる。
コミュニケーション能力
仕事は、お客様や上司、同僚と会話しつつ進めていくものです。
(もちろん一人で完結する仕事もあるでしょう。)
自分の頭の中での答えが丸(◯)だとしても、周りの人の考える答えは四角(□)かもしれません。そのギャップは会話やイメージの具現化(紙に描く)によって解消されるものです。
コミュニケーション能力は、自分の考え(例えば◯)を相手に正確に伝えることができ、相手の考え(例えば□)を正確に理解する、または相互理解を進めていける能力と言えます。
お互いに話している中で、「相手の考えだと角があるのかな。」ということに気付くあるいは想像することができるかが重要です。気付くことができれば相手の考えが四角(□)なのではと連想することができるかもしれません。
場合によっては話し合った結果、三角(△)になることだってあるでしょう。
問題解決能力
問題解決能力は、誰も想像しなかったより良い答え(例えば△)を導き出せる能力だと言えます。
一つの物事を色んな角度から幅広い視野で見る。既成概念にとらわれない自由で柔軟な発想が問題解決に繋がります。
その他にも幅広い知識や一般常識、いんな人を巻き込んで大きな波を起こす行動力も必要とされますが、面接ではそこまでは求められないですね。
一番困った質問
私が新卒採用面接の時に一番困った質問とその対応法を考えてみました。
「関係が悪化した相手とその後どう改善しますか?」
質問された瞬間、心の中で
「えっ… 関係改善って まず誤って その後は自然になるようになるんじゃ… 」
「なんでそんなこと聞くんだろう、この社員は職場の人間関係で困っているのかな…」
なんて思いつつ、
「うーん。 関係が悪くなった相手とですか… 」
なんて時間稼ぎに質問を復唱し、
「彼女と喧嘩した時のこと話せばいいのかな… でも、だいたいどちらかが誤って仲直りだしなぁ。」
「嫌なやつと関係悪くなっても、その後無理して接する必要ないしなぁ」
なんていう思考が巡っているが良い返事も思いつかず
「これまでそのような経験が殆どないので… すみません。 答えられないです。」
あっけなく降参してしまったのです。
対応法
相手に響くだろうと今の私が考える対策をお伝えします。
- 大事なのは実利と真心
- 仕事では妥協がつきもの
- 妥協は相手を受け入れることから始まる
- お互いの重なるメリットを探す(ウィンウィンの関係)
- 協力の姿勢を見せる
大人の関係(仕事)にはお互いの利害があるのが大前提で、そこに誠意と真心こめて接すればだいたい道が開かれるというのが私の経験です。
なので、相手のメリットをまず第一に考えます。ただ、ビジネスは奉仕ではありませんので、お互いが得をする妥協点を見いださないといけません。
あとは、”一緒にやって行きましょう”と尻込みする相手の手を取りつつ同じ方向へ向かって歩くようにする。
これは、関係が悪化した相手のみならずに有効な方法だと思っています。